『ダウンタウンにて』1
@ 神田がラビと歓談中
ラビ 「よ、二人でお買い物?」
神田 「何だ、バカうさぎ。寄るな、向こう行け」
ラビ 「いきなりつれないじゃん。それに先にいたのは俺さ」
神田 「お前こそここで何してる?」
ラビ 「ブティックでは服買うに決まってるじゃん。
ちょっとプレゼントしたい奴がいてさ」
神田 「……モヤシの事じゃねぇだろうな」
ラビ 「いけないさ?」
神田 「いけないに決まってるだろ!
何でお前がモヤシにプレゼントすんだよ」
ラビ 「友達だもん。そんなに怒る事ないじゃん」
神田 「よかねぇよ。前からモヤシに近づくなって言ってるだろ?」
更衣室から出てきて
アレン「…あれ? ラビだ。二人ともどうしたのかな?」
A アレンが仲良さげな神田とラビに嫉妬しています
アレン(前から思ってたけど、二人って仲いいよね。
会話がぽんぽん弾むっていうかさ)
ラビ 「独占欲強いさ、ユウは。結婚してるのにそんなに不安?」
神田 「不安とか言う前に少しは考えろよ。 モヤシは俺んだ。
そこにお前がしゃしゃり出てきたら、ムカツクに決まってるだろ!」
ラビ 「友達じゃ何してもいけない訳? 何か切ないの。
……じゃさ、ユウに買ってあげるならどう?」
神田 「は?」
ラビ 「俺とユウは友達じゃん。ユウに買ってあげるなら問題ないんじゃない?」
神田 「何でお前が俺に…」
ラビ 「そうしてすぐ混乱しちゃうユウってマジかわいいなぁ」
神田 「か、かわいいってお前な!」
ラビ 「ホント、アレンじゃなくてユウだって俺、大好きだよ?」
神田 「な、殴るぞっ」
ラビ 「だって、ホントの事だし…な、ユウ?」
B 思い余ってラビを平手打ち
アレン「神田に触らないで下さい! ラビは一体何考えてるんですかっ!
僕とか、神田とか掻き回さないで下さい!」
ラビ 「痛って…」
神田 「モ、モヤシ…」
ラビ 「ほらぁ、だから言ったろ、ユウ。
お前が不安がらないでも、アレンはお前の事が好きなんだって。
ちょっと授業料がキツイけどさぁ…おお、痛て」
アレン「ラビ…」
神田 「お前に言われなくても、そんな事解ってる!
行くぞ、モヤシ。 腹立ってきた」
アレン「す、すいません。ラビ。叩いたりして…」
ラビ 「気にしてないさ、アレン」
神田 「モヤシ!」
アレン「は、はい! ごめんなさい、今度…」
ラビ 「……ホント、キツイさぁ。
どっちにも行けねぇ俺って何だろな。
………切ないねぇ」
C 神田 「そろそろ食事にするか?」
アレン「はい…」
神田 「何だ、まだ気にしてるのか」
アレン「……いえ……まぁ」
神田 「バカ」
アレン「……………」
D 神田が足を絡ませようとしたのに驚いたアレンたん
アレン「な、何ですかっ?」
神田 「ボケッとしてるからだ。
俺といるのにまだバカうさぎの事考えてるのかよ?」
アレン「…あの、はい」
神田 「アホ。お前は独りしかいないのにどうにもなる訳ないだろ」
アレン「そうじゃなくて、ラビって本当は神田の事が好きじゃないかって」
神田 「はぁぁ??」
アレン「前からそうじゃないかなって思ってたんです。
だから、つい手が出ちゃって。神田を取られちゃいそうで」
神田 「……………コワイ事言うな」
アレン「神田、本当に気づいてませんか?ラビって…」
神田 「頼む。これ以上ややこしくするな。
俺は面倒臭ぇのが嫌いなんだ」
アレン「はぁ……でも…」
神田 「でもも、クソもなしだ。
そうだからって、どうしろって言うんだ。
俺達三人で何をどうしろって?
仮に俺達がもう二人増えたって、あのうさぎはどっちにするかで迷うんだ。
そういう奴だ、あいつは」
E 抱き寄せて愛を語らう
アレン「そうでしょうか…」
神田 「お前は俺の事だけ考えてればいいんだよ。
じゃ、お前は俺に飽きたのか?」
アレン「そんな事ないです!
神田が好きで……好きで困ってます」
神田 「俺もそうだ。
何でもよ、物事は単純な方がいいじゃねぇか。
その方がいいんだ」
F 指を絡ませラブラブ
アレン「そうですね…」
神田 「そうだろ、バカ」
アレン「またバカって言う」
神田 「お前が解らないからだろ」
アレン「そういう神田だってラビに言われてグラついてたじゃないですか」
神田 「バッ……俺はなぁ!」
アレン、神田にキスして
アレン「僕だって嫉妬するんですよ。
僕がどれだけ嫉妬深いかなんて知らないでしょ、神田は」
神田 「……………」
アレン「バカンダ」
神田 「あのな…」
アレン「知りません。さてと、午後は何を買ってもらおうかな?」
神田 (あー、ラビの野郎。これだから面倒臭いのはイヤなんだ)
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