『真夜中の出来事』(後編)



1 考え事として疲れ果てたのか、凄いよ神田、立ったまま死んで・・・もとい眠って
  います。

  神田 「……………zzz、ハッ、いかんいかん。何やってんだ、俺は」
     (モヤシとケンカした位で、俺はどうしたってんだ)

2 角を曲がった途端、アレンとばったり。
  
  アレン「……………あ」
  神田 「……………!!」
  アレン「あの…」
  神田 「……あのな」

3 アレン「ごめんなさい。僕は…」
  神田 「悪かった、俺が…」

  アレン「……………」
  神田 「……………」

  同時に言って、同時に吹き出す二人。
  改めて、見つめ合う二人。

  アレン「さっきは………すみませんでした」
  神田 「いや、大したことじゃない。俺こそ…」
  アレン「変な意地張ってすいません」
  神田 「もういい。何、怒ってたか。忘れた」

  半日間の時間を埋めるようにキスする二人。
  
  アレン「神田、冷え切ってるじゃないですか。
      どうしたんです? 寝てたんじゃないんですか?」
  神田 「寝てたに決まってるだろ…///。
      お、お前こそ何やってたんだ、一まで!」
  アレン「寝付けないんで、本読んでました。秋の夜長でちょうどいいし」
  神田 「くだらねぇ事言ってないで、さっさとベッドに来い」
  アレン「さっさって、僕たち、ケンカしてたじゃないですか」
  神田 「うるせぇんだよ、お前は」
  アレン「もう…だから、神田は……」

     (いけない、また同じパターンになっちゃう)



4 アレン「じゃ、僕があっためてあげます。お望み通り、ベッドに行きましょ」
  神田 「え………おい」

  アレン「僕が言い出したら、変ですか?」
  神田 「……べ、別に」
  アレン「アハハ、神田って、かわいいですね」
  神田 「お、俺をからかうなよ!///」
  アレン「からかってません。本気ですv」
  神田 「チッ……じゃ、お前の本気を見せてもらおうじゃねぇか。
      後で泣き言言うなよ!」
  アレン「はい」
     (しまった…(汗)ちょっと藪蛇だったかな…ま、いっか)


      
  二人にとっての試練?が愛を育んだようです。


5 ラブベッドでいちゃいちゃv

  アレン「…………はぁはぁ。…あ、も、もう勘弁して下さ…い」
  神田 「何言ってやがる。まだこれからだろ?」
  アレン「だって、明日は朝イチで物理の講義があるし、サークルにも出ないと…」
  神田 「うるせぇな」
  アレン「……ん」
  神田 「せっかくの秋の夜長だ。もっと愉しもうぜ」
  アレン「……神田ぁ…」

  自分で誘ったとはいえ、ちょっとしんどいアレンたんなのでした(笑)
  

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