『再び、ハロウィーン』1
1 今日は暑いので、甚平を着てみました。
アレン「ねぇ、神田。
もうすぐハロウィーンですよね」
神田 「断る」
アレン「もう、まだ何も言ってないですよ?」
神田 「また、あんな恥ずかしい格好をさせる気か?
食事会だのパーティだの、つまんねぇもんに俺を巻き込むな」
アレン「つまんねぇって、結構神田、楽しんでたじゃないですかー。
優勝だってしたのに。どうして神田って協調性がないかな」
神田 「なくて結構だよ。
ふん、お前も学習能力のない奴だな。
また、ハイヒール痛くて、ホテルで休憩取っていいのか?
腰が痛くて、翌日授業を休んだのは何処の誰だったかな」
アレン「…!! あ、あれは神田のせいじゃないですか!
4回も5回もやって…!
もういいですよ。僕、そう思って今年はラビとコンビ組む事にしました」
神田 「…何?」
アレン「だから、今夜から色々打ち合わせありますから、
独りで夕食食べて下さいね。僕はラビと食べますから(ニコ)」
神田 「許さん!」
アレン「許すも許さないも、もう決めちゃいましたから。
駄目ですから。イヤですから」
神田 「他は誰でもいいが、あのバカウサギだけは駄目だ!」
アレン「じゃ、今年も神田が僕のパートナーになってくれますか?」(ニコ)
神田 「……………この…!」
アレン(ニコニコ)
2 チャイナ服のアレンたん。
アレン「これいいですね。
でも、ハロウィーンとしては大人しくないですか?」
3 チャイナ服の神田。アレンたんの物と飾りが色違いです。
神田 「何が悪いんだ。
俺はもう女装は死んでもしねぇからな!」
4 熊のアップリケのついたエプロンでお料理しました。
保育士さんのようです。
アレン「文句多いなぁ。
じゃ、こんなのは? かわいいでしょ?」
神田 「……似合ってねぇ事もねぇ」
アレン「どっちですか?(苦笑)」
神田 「知らねぇよ///」
アレン「えへへ。しばらくこの格好でいましょうか?」
神田 「好きにしろ」
アレン(ホント、素直じゃないよね)
5 神田 「けど、その格好で行くのはやめろ」
アレン「はぁ? どうしてですか? どこかおかしいですか?
これじゃ普通過ぎるかなぁ。全然仮装じゃないし」
神田 「別に。だけど、ちょっとな」
アレン「神田らしくないなぁ。はっきり言って下さい」
神田 「だから、何だ…余り……………ねぇんだよ(ボソ)」
アレン「え?」
神田 「ホントに若妻っぽすぎるから、人に見せたくねぇんだよ!」
アレン「…!!! アハハハハ!!」
神田 「うるせぇ/////」
アレン「神田ってかわいいですねぇ」
神田 「男にかわいいって言うな」
アレン「僕も今、かわいいって言ってもらったんだと思ったんですけど(笑)」
神田 「……………」(苦々しい)
6 コートに一人で立っていたアレンたん。神田に相手してもらいました。
アレン「何かホントにママさんバレーみたいですねv」
神田 「だから、似合いすぎてるからやめろ」
アレン「じゃ、いっそ神田着てみます?」
7 熊のエプロンを着た神田。神田 「見ろ、似合わねぇだろう」
アレン「そんなに威張って言わないで下さい(笑)
でも、それなりにかわいいですよ?」
神田 「それなりって何だ」
アレン「いーえ」(笑)
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