「お休みのキッス」

 恒例、おはようのキス。
 アレン「おはようございます、神田」
 これがないと一日が始まりません。

 鳴り響く電話に慌てて受話器を取る神田。
  神田「養子?間に合ってる」
  まだまだ二人きりのラヴラヴ生活を満喫したいようです。

  ひとしきり火鉢を眺めた後、早朝にも関わらず訪れたご近所さんと交流。
  いい加減着替えることを覚えて欲しいです。
  神田「うちは、オレとオレのハニー(爆笑)の二人暮らしだ」
  女の人は、パジャマだけど美形の神田に勝手に好感度上げています。
  女の人(何て綺麗な子。お近づきになりたいわぁ)
  


 神田がいなくなった火鉢の側に今度はアレンたん。
 アレン「火鉢っていいなぁ」
 何処が良いのかよくわかりません。
 アレン(師匠のおかげで色々あったけど、神田と仲が深まったから良しとすべきかなぁ)
 火鉢を見ると、師匠の事を思い出すアレンたん。
 その後、神田との夜(「1週間の終わりに 参)を思い出して赤くなってしまいます。



 アレンたん、お客様(といっても勝手に家の中に入ってきた)を無視して火鉢に 夢中。
 女性 「この子? この子があのキレーな子の恋人なの?」
 アレン「…? あなた、何ですか?」
 女性 「あなたこそ何なの? 変な手。変な傷。あなたなんて、あの子にふさわしくないわ」
 アレン「はぁっ?」

 嵐の予感です。


 
 家に不法侵入者がいるのも知らずプールで遊ぶ神田。
 神田「泳ぐのは気持ちいい」
 気分はお魚になったワ・タ・シです。



 
その頃家の中では、
 アレン「あなたどなたですか?何故家の中に入ってきてるんですか?」
 女性 「私はあなたなんかに用はないのよ。あのキレーな子に用があるの」
 アレン「勝手に入ってきて何ですか!? 神田に何の用があるんです!!」
 女性 「私はあの子に運命を感じたの」
 アレン「は?」
 女性 「あなたは身を引いてちょうだい」
 アレン「……何を言ってるか訳解らないですけど、
     神田の事なら、僕も容赦しませんよ?」



  
 アレン「あなたなんかに、僕の神田は用はありませんよ。出て行って下さい!!」
 アレンたん、神田に横恋慕する女にプンプンです。
 アレン「それとも不法侵入で警察を呼びましょうか?」
 警察と聞くと、女性も顔色を変えます。
 女性 「…今日は帰ってあげるけど、いつか泣くのはあなたの方よ」
 アレン「僕は女性に手を挙げた事はないですけど、いざとなったら躊躇いません。
     僕が我慢してる内に出ていって下さい」


 家の中で繰り広げられた修羅場も知らず、暢気に遊んでる神田。

 女性が帰った後、呑気にプールから上がってきた神田。
 いきなり走ってきたアレンたんに抱擁されます。
 神田 「お、おいっ。モヤシ、な、何なんだ!?」
 アレン「神田ぁ、神田ぁっ!!」
 神田 「何だ、おい。どうしたってんだ!? 濡れるぞ?」

 


  
  気分直しにダウンタウンへ。
  まずお食事です。
  アレン「その料理はこれより量が少ないからイヤです」
  アレンたんの食の基準は量です。
  アレン「大体、神田があんな変な女の人に色目を使うからいけないんですよ」
  神田 「俺がいつあんなババアに色目を使ったよ。
      日頃、近所つき合いが悪いから直せと言ったのはお前だろうが。
      何で俺が怒られないといけねぇんだ」
  アレン「………神田が綺麗すぎるから悪いんですよっ(ボソッ)」
  神田 「何だよ、モヤシ」
  アレン「いいです、もう。今日は楽しみましょ」



  神田 「うちにあるあの火鉢、クロス元帥からの贈り物だと言っていたな。
      と言う事は元帥は今日本にいるのか?」
  アレン「食事の時まで師匠の話しないでよ。せっかくの食事が不味くなるじゃ
      ないですか」



C 神田 「仮にもお前の師匠だろ?」
  アレン「自分だってティエドール元帥のこと嫌いだって言っているくせに」
  神田  「…お前ってさ、本当ウソつきだよな」
  アレン「はぁ?」
  神田 「本当に大事な事には相手に触らせようとしないってところがさ。
      師匠の話をされると、否定しかしやがらないくせに、
      人から師匠の悪口、言われたらムカツクだろうが」
  アレン「……そんな事…」
  神田 「じゃ、お前、養父の話、俺にまともにした事あるか?」
  アレン「……………」
  神田 「お前は触らせねぇんだよ、そういうとこ。誰にも」
  アレン「……………神田の事も、そう思ってますよ、僕は」
  神田 「知ってるよ、バカ」
 
  肩を竦める神田。苦笑するアレン。


  背後におかっぱの碁打が!!



 アレン「ごちそうさまでした」
 神田 「今度は雪山にバカンスに行くか?」
 アレン「絶対、連れて行ってくださいね」



 食事後、赤いバラを買い求めアレンへ渡します。
 神田「もやし、プレゼントだ。受け取れ」


   
 アレン「嬉しいです」
 珍しい神田からのプレゼントに、アレンも嬉しそうです。


  
   帰宅後は二人でプールです。
  アレン「二人で泳いだ方が楽しいでしょ?」
  神田 「まぁな」


 
 プールから上がると、また火鉢。火鉢はすっかり神田家のアイドルです。
 神田「冷えた体があったまるぜ」


  
   アレン「神田、火鉢ばかりじゃなくて僕も構って下さいよ」
  神田 「悪かった」
  神田によしよしと宥められるアレンたん。
  アレン「僕の方があったかいでしょ?」
  神田 「……フッ。お前、誘うのうまくなったよな」
  アレン「えっ!? …え、あっ、そんな意味じゃ」
  神田 「そういう意味に取りたいんだけどな、俺は」
  アレン「………いいですよ」
  神田 「いい子でベッドで待ってろ」



  
   おやすみのキス。
  トイレに追っかけてきてまで、アレンたんキスしています。
  これがないと一日が終わらないのです。
  神田 「何だ、ベッドで待ってろって言っただろ?」
  アレン「気が変わりました」
  神田 「何だよ、今更」
  アレン「抱っこしていって下さい」

 神田 「………いいぜ、モヤシ」
 アレン「愛してます、神田」

 
 という訳で、1回目プレイ終了。
 次回は
 「 神田の独り暮らしからスタートして、アレンと結婚しよう!
 神田のご両親ともご挨拶しよう!編 」です。ご期待下さい!

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