『プロポーズ』
1 アレンたん神田の家に行く途中、ワンコを構っています。
アレン(今日から僕、神田の家に引っ越してきたんだよ?
何遍も来たし、これから自分の家なのに入るのにドキドキしちゃうね 。
何かつい「お邪魔します」とか言いそうで )
上は多分ワンコの粗相でしょうが、シムの世界は雨が降らないので困りものです(笑)
2 一泳ぎした後、神田の手料理でおもてなし。
アレン「やっぱり神田の料理はおいしいです」
神田 「そうか? これからいつでも食わせてやるぞ」
アレン「嬉しいです!
でも、僕にもこれから料理のコツ教えてくれませんか?」
神田 「何故だ? 俺の料理が気に入らないか?」
アレン「そうじゃなくて、これから一緒に住むんですから、
一緒に料理した方が楽しいでしょ?
行事や授業で片方が遅くなるって事も出てくるでしょうし。
僕、養父と一緒に自炊してたし、師匠におさんどんさせられたから、
一通りはこなせると思います。
師匠は味にうるさかったですからね。
スペイン料理なんて得意ですよ? パエリアとか。
でも、日本料理は全く解らないので教えて下さいね」
神田 (一人の方が料理作るの楽なんだがな。
でも、かわいい事言うじゃねぇか)
「そうだな。お前と一緒ならいいか」
アレン「わ〜い、ありがとうございます!」
二人の日々が始まりました。
3 二人の愛は日々、深まっていきます。
片時も離れたくありません。
授業の間も、校庭にいる時もお互いの事を考えてしまいます。
このままだと、学業がおろそかになってしまうので、
夜も一緒に勉強するようにしました。
でも、神田は決定的な事がなかなか言い出せません。
アレンの顔を見ると、喉元で引っかかってしまうのです。
一緒にいるから、余計なのかも知れません。
神田 (余裕がないんじゃなくて、俺は勢いで言わないと
何も言えないんじゃないだろうか?)
神田 「今日の予定は?」
アレン「今日は珍しく特にないんですよ。文化祭も終わりましたしね。
どうしましょうか?」
神田 「そうだな。久しぶりに二人でダウンタウンでも行くか?」
アレン「そうですね。この所ずっと忙しかったし……わっ!」
思わず神田に抱きつくアレンたん。
神田 「な、何だ?」
アレン「ゴ、ゴキブリがっ!」
神田 「ちっ、お前、ゴキブリが怖いのかよ」
アレン「こ、怖くはないです。でも、急にワッと出てきたからびっくりして。
怖くはないけど、やっぱりゴキブリだけは気持ち悪くて。
…すいません」
神田 「いいさ。お前に抱きつかれるのはイヤじゃない」
アレン「もう……放して下さい。準備してきますから」
神田 「もうちょっと、な。久しぶりなんだから、こんなにゆっくりするの」
アレン「そうでした、ね」
アレン「大好きです、神田」
だけど、神田というより、神田の作る料理が好きなのではないかと思える、
今日この頃のアレンたん・・・(笑)
4 街から戻って、また一泳ぎするアレンたん。
神田、その隙に街でこっそり買ってきたものをポケットの上から押さえて、
感触を確かめます。
神田(心は決まってるんだ。モヤシの奴の心も解ってる。
後は勇気を出すだけだ。
チッ、何で震えてんだよ、俺!?
いつもの勢いはどうした。
ここにアニマル×口か、オロナ×ンCの応援団がいてくれりゃあな。
そうだ、体力全回復のエスプレッソを飲もう!)
神田、今日こそはと意気込んでエスプレッソを一気飲み。
そこへやって来たアレンたんを掴まえて、
神田 「モヤシ!!」
アレン「わぁ〜」
5 神田 「お前が好きだ」
アレン「神田・・・?」
神田 「好きだ。好きなんだ。誰にも渡したくねぇ!」
6 神田 「オレと結婚してくれ」
アレン「えっ?」
神田 「誰より幸せにしてやる」
7 アレン「……綺麗」
神田 「気に入ってくれたか?」
アレン「ハハ、神田が街でソワソワしてたのは、この為だったんですね。
でも、神田も焦ってたんですねぇ。
こんな台所で水着姿の僕にプロポーズなんて。
全く神田って、いつだって僕を驚かすんだから」
神田 「返事はどうなんだ?」
アレン「返事も何も、もうはめちゃいましたよ。
こんなサイズの指輪、僕しかいないでしょ?」
神田 「ああ、それはお前のものだ」
アレン「はいっv」
8 アレン「一生離しませんから」
神田 「一生離さない」
誓いのキス。
結婚式の衣装に一瞬で早変わりv
男同士なんで二人ともフォーマルなのが、ちょっと残念ですが、それはそれで萌えv
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