「バレンタインの雪」2
1 街の大きな雑貨屋に来ました。
お菓子だけでなく、雑誌や洋服なども扱ってる人気の店です。2 アレン「うわ〜、一杯ありすぎてどれがいいか迷うなぁ」
神田 「適当なのでいいから早くしろよ」
アレン「神田に適当なのなんか贈れませんよ」
神田 「俺のじゃなくて、バカウサギやクソ兄貴の分の事だ」
アレン「……………」3 アレン「えっ、神田! 神田もそれ買うんですか?」
神田 「いいだろ? お前、チョコ好きだろうが。
うまそうだから買うだけだ。
俺は別にお前に見られてもかまわんからな」
アレン「うーー、もう困ったなぁ」
(そのブランドの奴にしようと思ってたのにかぶっちゃったよ)4 アレン(どうしよう、今日は下見だけにしとくかなぁ。
ラビ達のだけ一応買っておいて。
本命チョコなんだから、別のプレゼントも用意したいし)
神田 「まだ、決まらないのか、モヤシ?
相変わらずとろいな」
アレン「もー、僕にも色々都合があるんですよ!」5 神田 「菓子にそんなに気張ることねぇだろ。
俺は何でもいいって言ってるんだから」
アレン「そーですねー。
けど、こんな格好してまで何も決められなかったらムナシイじゃないですか」
神田 「そうだなぁ」
アレン「…解って着せたんでしょ」
神田 「当たり前じゃねぇか。俺にとって、そこらの女とお前は違うんだからな」
アレン「…もう! 神田ってホント時々憎たらしいです////」6 神田がトイレに行ってる間にナンパされかかりました。
(ラビ一族の末っ子ナツ君です(笑)男 「ねぇ、あんた、かわいいねぇ〜v
俺とデートしねぇ?」
アレン「ご、ごめんね〜v 彼とデート中なのぉ」
男 「えー、超残念〜。フリーになったら教えて〜v
メルアド交換しよ?」
アレン「ごめんねー。僕、いや、あたし、彼一筋なのーv」
男 「チェッ。またねーv」
アレン(うえーー、やっぱホントに女の子に見えてるのかなー?
神田、早く帰ってきて下さいよー(泣)7 ラビ 「…?? あれー、アレンさー。
何でそんな格好してるんさー」
アレン「!!!!!
え、ごめんねー。何の事? 人違いじゃない?
あたし、エレンていうんだけどー」
ラビ 「は? またまたー。何言ってるさ、アレンー。
すっごいかわいいさー。足細くて、スタイル抜群で。
女装って何? どんなプレイ中?」
アレン「ち、違います! ごめんね。あたし、彼とデート中なのー」
(アレン、ダッシュ)
ラビ 「何言ってるさ、アレンはー(笑)
でも、ちょっと本気で理想の彼女が現れたと思ったさー。残念」
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